はじめに
一人用モードのRTAや友達との対戦等、様々な遊び方がありますが、今回はエミュレータを用いたネットワーク対戦、通称「ネトスマ*1」環境の導入方法をお伝えしていきます。
この記事の内容を実践する際は全て自己責任で行ってください。
追記
RetroFreakDumperの公開が終了しているようです。
そのため、吸い出しについてはまた別の方法をお試しください。
必要なもの
- サンリオワールドスマッシュボール! のカセット
- レトロフリークカートリッジアダプター(SFC用)
- USB-A to USB-micro Bのケーブル
- RetroFreakDumper (ソフトウェア)
- Fightcade2 (対戦ソフト)
- 対戦用パッチ (SWSB discord内で配布中 招待リンク)
- WinIPS (パッチ適用のためのソフトウェア)
吸い出し
RetroFreakDumper をダウンロードし、起動します。このとき、COMポートの一覧に表示されている COM<数字>
を覚えておきます。
次にレトロフリークカートリッジアダプターにカセットを挿入し、PCに接続します。
その後RetroFreakDumperを再起動します。先程起動したときにCOMポートの一覧に表示されていなかった COM<数字>
がカートリッジアダプターに対応する COM<数字>
になるので、これを選択し、選択ボタンを押します。
選択ボタンを押すと、カセットの情報と吸い出しボタンが出るので、吸い出しボタンを押して吸い出しを開始します。設定は特に弄らなくて大丈夫です。
吸い出しが完了したら、RetroFreakDumperのあるフォルダ内の Roms\SFC
フォルダに Sanrio World Smash Ball!.sfc
というファイルが出力されます。これで吸い出しは完了になります。
対戦用パッチ
SWSBのコミュニティでは通常のROMでは2P側が不利となるバグが存在するため、有志により作成頂いた対戦用パッチを利用して対戦しています。
対戦用パッチをこちらのdiscordのリンクからダウンロードします。(事前にdiscordに参加しておいてください)
WinIPSを実行し、IPSファイル
に対戦用パッチ swsb_tournament.ips
を、 パッチするファイルに先程吸い出した Sanrio World Smash Ball!.sfc
を指定し、適用ボタンを押します。
パッチが成功すれば、対戦用パッチのフォルダ内に swsb_tournament.sfc
というファイルが出力されているはずです。
Fightcade2の準備
先程パッチした swsb_tournament.sfc
をZIP圧縮し、smashbal.zip
として保存しておきます。
https://www.fightcade.com/register からユーザー登録し、
https://www.fightcade.com/からFightcade2をダウンロードしインストールしてください。その後先程作成した smashbal.zip
を <Fightcadeのインストール先フォルダ>\Fightcade\emulator\snes9x\ROMs
フォルダに移動します。
インストール先フォルダが分からない場合は、Fightcadeのショートカットを右クリックし、ファイルの場所を開く→ ROMs
フォルダ → SNES9x ROMs
のショートカット の順でアクセスすればROMsフォルダに到達できます。
Fightcade2を起動したら先程登録した内容でログインし、左の検索アイコンから SANRIO WORLD SMASH BALL!
を検索し、+JOINを押します。
Fightcade2起動確認
左側にチャンネルが追加されているので、こちらをクリックし、右上のTEST GAME
からゲームを起動します。
SNES9xが起動するので、Input
→ Input Configuration
から入力設定を変更してください。斜め入力の設定も忘れずにしておきましょう。
また、Emulation
→ Pause When Inactive
のチェックもはずしておきましょう。
設定が終わったらSNES9xを終了して大丈夫です。
対戦
左下のアイコンをクリックにし、自分のログイン状態を Online
にしてください。
オンラインのユーザー名を選択すると対戦を申し込むことができます。対戦を申し込んだ側のプレイヤーが1Pとなります。
まとめ
以上でネトスマ環境導入は完了です。 不明な点等あればSWSB discordや、私宛てにTwitter等でリプライして頂ければ対応しますので、ご気軽にご相談ください。
全人類ネトスマやりましょう。